2015年01月14日
カレーには欠かせないスパイスのお話
唐辛子はメキシコで、BC6500~5000年の遺跡から出土し、ペルーでも1世紀ごろの遺跡から
当時の人が使っていた様子がわかります。
唐辛子は熱帯アメリカの原産とされ、ヨーロッパではコロンブスが1493年にスペインに持ち帰った
のが最初で、16世紀にはヨーロッパ全域に広まり、東洋に伝わったのは16世紀で、インド、
東南アジア、中国へと広まり、17世紀には東南アジア各地で栽培されました。
インド、東南アジアでは必須のスパイスとして使われています。
カレーの国といえば、インド、スリランカですが、唐辛子はアメリカ大陸から来たのですね。
日本への伝来には諸説ありますが、16世紀には伝わり蕃椒といわれ南から伝来したと思われます。
江戸時代にはかなり普及していたらしく、辛味の少ない伏見甘が栽培されていました。
カレーに欠かせない唐辛子は、発汗作用があり夏は美味しいと感じる辛さまで、冬は控えめに
といった具合に、季節によって加減して使った方が体には良いようです。
沖縄でもコーレーグスと呼ばれて、泡盛に漬け込まれ沖縄そばの薬味に使っていますが、
あんまり沢山入れると、飲酒運転になってしまいますので、ご注意を!
日本人はカレー大好きな人が多く、カレールーも多く販売されていますが、スリランカでは
スパイスを自宅で合わせたり、野菜カレー用、お肉カレー用という風に使い分けられる
カレースパイスを販売していたりします。 豆カレー、ホウレンソウカレー、ジャガイモカレー
チキンカレーという風に、一回のお食事に3種類以上のカレーを食べるといいます。
カレーが食べたくなってきましたか?
1月31日(土)午後4時30分~ 沖縄大学内において、チャリティカレー会をします。
詳細はまた後程・・・・
スリランカ人留学生の手作りカレーをぜひ食べに来てくださいね。
Posted by おきすり at 11:32│Comments(0)
│イベント案内