2013年07月21日
「スリランカ命の水プロジェクト」とは
「スリランカの水事情」
インド洋に浮かぶ島国スリランカ
「光り輝く島」と日本で知られ、その何ふさわしく様々な魅力に溢れています
シンハラ人74%(主に仏教徒)、タミル人18%(主にヒンドゥー教)他、約2000万人の
多民族国家です
26年間続いた内戦が2009年に終結しましたが、電気・水道・道路などの社会基盤
整備は遅れていて、生活に必要な水の汚染や不足の問題は深刻です
スリランカ政府は井戸・上水道を順次設置していく計画ですが、地方の小さな農村まで
行き届くにはさらに時間を要するでしょう
「バルンガラ村の現状」
コロンボから車で2時間半の所にポルガハウェラ市バルンガラ村があります
整備された国道から急斜面を上った山頂付近に150名ほどの人々が暮らしていて
村の中には井戸がありません
生活に必要な水は、山の中腹にある井戸まで女性や子供が汲みに行きますが
井戸の水量が充分ではないとき、湧き水を汲む為にさらに山を降ります
行政に対しては度々水道整備を要請していますが、実現には至っていません
「何とかしなきゃ!」
昨年8月のスリランカ歴史・文化・交流の旅で出会ったバルンガラ村の現状が
私たちに大きな一歩を与えてくれました
日本では当たり前の事が、海外では決してそうではありません
女性や子供たちが1時間以上もかけて生活に必要な水を汲みに行かなくてはならない・・・
スリランカは遠く、日本人にとってあまり馴染みのない国です
でも知らない所で繋がって支えあっている
同じ時代、この地球上にいる人々の幸せのために、このプロジェクトはスタートしました
Posted by おきすり at 22:45│Comments(0)
│スリランカ命の水プロジェクトとは