2015年10月29日 12:28
「スリランカ命の水プロジェクト」完成報告会では、平成25年度の
プロジェクト立ち上げから、今27年10月までの収支をまとめて
ご報告致しました。
水道工事代金が当初見積もりよりも、14万円増額になったのは、
曲がりくねった箇所へ設置された事によって、パイプが伸びて固定する
セメントなどの材料費も増えたことと、円安によって現地での受取額が
減ったことによります。
27年度の支払手数料マイナス表記について
沖縄大学で開催したチャリティマーケットの施設使用料11,000円
(26年度支払分)が無料になったことにより、返戻された為、
マイナスになっています。
今後の維持管理費用
バルンガラ村では、管理組合を組織して経年劣化の修繕費を含めた
水道料金を各家庭から徴収する体制を整えました。
今後はスリランカの行政にも協力を依頼しながら、維持管理を進めて
いく予定です。
今後の課題など
水の使用量が以前よりも増えることによって、下水への対応と環境
保全意識の啓蒙が必要になるとのご指摘を頂いています。
また、子供達が夢や目標に向かって勉強したり、有意義な時間を持つ
ことができるように、当協会では、バルンガラ村との交流を続けて
いく予定です。